電気代を考える
2023.7.28
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こんばんは、木村です
電気代の高騰は皆さん興味がある話題だと思います。
関西電力ホームページに電力の単価表がUPされているのでそれを参考に
オール電化が現時点でメリットがあるのか考えました。
エアコンや照明、電子レンジ、ドライヤー、充電・・etc
これらは全て電気を利用しますが、
コンロと給湯はガスでも電気でも選べます
電気を選ぶと「オール電化」と言います
オール電化のメリットは深夜の安い時間帯の電気で家の外に設置する
貯湯タンクに お湯を沸かし、貯める
それを日中使用し、また深夜になればお湯を貯めて・・を繰り返します
※エコキュート写真。右側が貯湯タンクです
お家でつかうエネルギーの大部分はお湯を使う時にかかります。
瞬間的には電子レンジやドライヤーは大きな電力を使いますが
何時間も使う事はないので気にするほどではありません。
ガスと電気を併用のお家はどちらにも「基本料金」がかかるため
電気1本のオール電化はガスの基本料金が掛からない時点で有利です。
オール電化の場合は関西電力の「はぴeタイムR」の契約をします。
深夜が安い分、日中の電気が高いです
はぴeタイムR料金表
オール電化ではない家庭は下記の「従量電灯A」という契約が一般的です
こちらは使った分量に対して段階的に単価が上がる設定になっています
まず注目は基本料金ですが、
オール電化 2409.4円に対し
従量電灯は 433.41円とその差1975.99円
その代わりオール電化は(基本料金+電力量料金)×5%が割引されるのでその差は少し縮まります。
※今月の我が家の請求で言うと「-630円」割引されていました
我が家の今月(6/15~7/17)の電力量は529kwでした
ちなみに先月(5/18~6/14)は394kw
先々月(4/17~5/17)は449kw
エアコンを使い出した6月下旬ごろから電力量が増えてきてますね
今月の電力使用量の内訳です
給湯と食洗機・乾燥機を夜に使っているのでナイトタイム(23時~7時)の使用量が多いですね
263kwh×15.37円=4042.31円が夜に使っている電気代です
ちなみに7月からは夜も毎日エアコンも使っています
この電気代を従量電灯Aに置き換えてみます
120kwhまで@20.31円なので 2437.2円
120kwh~300kwhまで@25.71円なので 4627.8円
300kwh~ @28.7円なので 6572.3円
基本料金を足して合計14070.71円(税別)になりました
ここに再エネ賦課金(+1.4円/kwh)や燃料調整額(+6.75円/kwh)も加算されるので
税込みでおよそ20,218円となりました
オール電化契約の我が家の実際の電気代は
オール電化と従量電灯Aとの差額は7,481円安い結果でした
普通に比べるとオール電化はお得感ありますね(ま、当然ですね)
しかし日中に家で過ごす時間が多いほど昼の電力量が増えるので注意です
ガスを使用する場合は夜の電気代はここまでかからないですが
お湯を使った分だけガス代がかかります
しかし本当に言いたかった話はここからです
太陽光発電を採用した場合はさらに変わってきます
太陽光発電は日中の太陽の光で電気を作ります
発電した電気は自家消費に回しますが、余った電気は売却できます
今年は1kwあたり16円で売れます
オール電化契約の日中の単価は28.87円(夏季)です
買う電気が28.87円で売る電気が16円ということは
売るよりも使った方がお得になるのです
と、いう事はオール電化の基本である「深夜電力でお湯を沸かす」から
日中にお湯を沸かせば無料でお湯を沸かせることになります
そうする事で夜の電力量は格段に少なくなります
我が家で言えば120kwh~150kwは減少すると思いますので
まんま120kwh×15.37円 1,844円~2,305円安くなる計算です
年間で22,000円~27,000円
思ったより大した事ないですね・・・
いや、そんなことはないです
エネルギー消費を抑える事が環境に優しい!!
少しでも家計に優しく、地球に優しく考えるならば
太陽光パネルは必須なのではないかと考える今日この頃です・・・・
とりとめのない話となりましたが
電気代を少し踏み込んで考える際の参考になれば幸いです
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