全館空調について

2024.2.9

北村

こんばんは!北村です!

本日は午前中にPanasonic様が全館空調の勉強会を催してくださりました。

住宅の快適性、ヒートショック等に対する安心を考えた時に最も効果的な方法の

一つが「全館空調システム」の導入です。

多くのメリットがある中、デメリットもあります!

この記事ではメリット、デメリットをわかりやすく紹介して私の個人的な意見も

述べさせていただければと思います!

【全館空調システムとは?】

室内に1台の空調ユニットを設け、それにより、廊下や洗面脱衣所を含む

家全体の温度を調整して家中どこにいても快適な温度を保つことが出来るシステムです。

 

【全館空調のメリット】

快適性の向上

人が暑い、寒いと感じる大きな要素が温度差。

冬に暖かなLDKから玄関ホールに出るとその温度差によって寒いと感じますが、

全館空調はLDK、玄関ホール間の温度差もなくす事が出来ます。

 

温度差が無い事の安心性

交通事故よりも死亡者数が多いと言われるヒートショックは急激な

温度差により引き起こされます。

家全体を均一な温度に保つことにより、ヒートショックのリスクを

大幅に減らすことが出来ます。

 

空気清浄も併用できる(Panasonicの場合)

空気清浄機を別途用意する必要が無く、空間をすっきりさせながら

快適に暮らすことが可能です。

 

デザイン性

壁に設置されるエアコン、外部に設置される室外機やダクトが不要になり

非常にスッキリとした建物を作る事が可能になります。

 

加湿も可能(Panasonic製の場合)

寒い時期に快適に過ごす上で湿度管理は温度管理と同じぐらい大切です。

湿度が低すぎると同じ温度でも寒く感じたり、喉が痛くなったり・・

注意:加湿機能は過乾燥を防ぐ程度

 

【全館空調のデメリット】

初期投資費用

空調ユニット・各部屋へのダクト・設置費用等の費用を合わせると

300万円前後の初期費用が掛かります。(Panasonicの場合)

 

メンテナンス

空調ユニット内のエアコンが故障した場合、エアコンの交換費用に

100万円前後の費用が掛かります。

家電量販店では全館空調用のエアコンは購入できない為、

メーカーに依頼して交換する必要があります。

交換迄の間、全室のエアコンが仕様不可能な状態になります。

 

各部屋での温度調整が出来ない(Panasonicの場合のみ可能)

Panasonic製の全館空調以外の全館空調では各部屋での温度調整が出来ず、

ご家族によっては合わない可能性がある。

 

空調室を設ける必要がある

大型の冷蔵庫程の大きさがある空調ユニットを設置してメンテナンスが

出来るように、1.2帖ほどのスペースを確保する必要があります。

 

【スタッフ北村の個人的な意見】

もし、私がもう一棟自宅を建てるとなった時にどうするか考えてみました。

このシステムが将来多く普及して価格が大幅に抑えられるのであればもちろん採用したいですが、

現在の壁付けエアコンと全館空調システムの価格差を考えると採用せず、

建物自体の性能を担保して間取、IOT技術を活用、工夫することで快適性を実現する事を選択します。

 

以下の2点にあてはまるお家、ご家庭であれば採用されても良いと思います!

・コストは度外視でとにかく快適なお家に住みたい

・玄関ホールから階段、トイレ、洗面の動線のお家

 

全館空調システムは、住宅の快適性を高める効果的な手段ですが、導入うには様々な検討が必要です。

非常に良いものであることは間違いないので、ご検討の方は是非ご相談下さいませ!

書ききれなかったメリット・デメリット・快適性を高める工夫等、なんでもお答えしますので

お気軽にご相談下さいませ !

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