雑木林を臨む家
改めて書くまでもなく、窓は住宅にとって非常に重要なパーツだ。窓の大きさや数は、住む人の気持ちにも影響してくる。
開放的な明るい家を作りたいと考えたら、窓は大きく多めに設置するのが望ましい。ただ、難しいのは、窓から映り込む風景をすべて思い通りにはできないということだ。
そこでこの家は、大小や数ではなく、窓の「位置」を工夫することで、採り入れたい風景だけを切り取ることにした。林の緑を借りることで室内はより落ち着いた表情を見せ、中にいる人に和みを与えてくれる。
ウッドフレームで囲まれ、まるで一枚の絵画のような存在感を示す窓。四季折々に違った表情を見せてくれるのも魅力のひとつだ。
ウォルナットの天井で部屋全体に温もりを
温かみを感じるのは、窓から見える景色のためだけではない。たとえば、天井。一般的な住宅では白いクロスで覆われることの多いこの部分に、ウォルナットの板を貼った。
ウォルナットは木目のはっきりした温かみのある素材で、この家のトーンにもぴったりとはまっている。さらに北欧系のインテリアの持つ素材感や、照明が醸し出す陰影が、しっとりとした空間づくりを手伝っている。
ファブリックカーテンで寝室もおしゃれに
落ち着きのあるこの家のなかでも、寝室は特にスタイリッシュな空間だ。あえてベッドスペースを奥にとることで、部屋全体が広く、開放的に。
ともすると閑散とした雰囲気になってしまいがちだが、家全体のインテリアとトーンの合った北欧系のファブリックカーテンがアクセントになることで、表情のある部屋に仕上げられている。
家庭菜園のレモンも、中庭のアクセント
リビングから見える中庭のレモンは、見た目が可愛らしいだけでなく、虫よけにもなり、完熟の採れたて無農薬レモンが料理にも使えるマルチな才能の持ち主。
葉の部分をちぎれば、それだけで香りも楽しめる。
休日はこだわりのオリーブオイルで料理男子に
キッチンの黒いワークトップは、仕上がりよりもむしろプロセスや道具に魅力を感じがちな男性の心をグッと引きつけてくれる。
雑木林を望む、広いキッチンに立てば、普段あまり料理をしない男性も自分だけの一品を作りたくなるはず。あとは、こだわりの素材を用意すれば完璧だ。
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