No.96

注文住宅と建売住宅どちらが良い?それぞれのメリット・デメリットやよくある質問

一戸建てのマイホームには、「注文住宅」と「建売住宅」の大きく二つの選択肢があります。

どちらを選ぶかで迷われている方も、いらっしゃるでしょう。

迷った時には、それぞれのメリットとデメリットを把握し、自分や家族に適した方を選ぶことで、後悔のない住まい選びができます。

ここでは、注文住宅と建売住宅の違いや、それぞれの特徴をお伝えします。

注文住宅と建売住宅の大きな違いは?

注文住宅と建売住宅の大きな違いは、「自分たちで好みの家をつくれるか」という点に集約されます。

注文住宅の場合、施工会社などと一緒にこれから建てる家の設計を決めるところからスタートし、プランが固まったら着工します。

1から家づくりができるため、自分たちのこだわりを叶えやすく、理想に近い家を建てられますが、住み始めるまでに時間がかかります。

なお、家を建てる土地がない場合は土地探しも必要です。

注文住宅は「こだわりが多く建売住宅では満足できない人」「趣味やライフスタイルを大切にしている人」「家づくりのためにじっくり時間をかけられる人」といった人に向いているでしょう。

一方、建売住宅はすでに建っている家(または設計プランが決まっている工事中の家)から選んで購入します。

土地と建物がセットで販売されますから土地探しの手間は不要ですし、プランを検討する手間も省けます。

ただし、間取りや設備などの変更は基本的にはできません。

すでに確定した家から、自分たちにピッタリな物件を選ぶだけになります。

このため建売住宅は、「できるだけ早く入居したい人」「先の予定が決まっている人」「建売住宅でこだわりを実現できる人」といった方々に適しています。

注文住宅のメリット・デメリット

間取りやデザインなどを自分たちで自由に決められる注文住宅。

そのメリットとデメリットについて説明します。

注文住宅のメリット

注文住宅は、自分や家族の趣味趣向に合わせて「自由に設計できること」がメリットの一つです。

間取りや設備はもちろん、こだわりの建材や設備を採用したりオリジナリティを演出した外観デザインにしたりと、世界に一つしかない家づくりが楽しめることが醍醐味です。

もちろん、「予算の使い方も自由」です。

こだわりたい部分には予算をかけ、そうではないところは節約するといった配分をすることで、全体的な予算オーバーを防ぎながら理想のマイホームを建てられます。

また、「家が完成するまでの様子を確認できる」点も、注文住宅のメリットといえるでしょう。

基礎や構造なども確認できますし、何か疑問があれば現場の施工管理者などに質問して解決できるなど、安心感の高い家づくりを進められます。

注文住宅のデメリット

「入居するまでの時間が長い」ことが、注文住宅のデメリットの一つ。

家づくりの検討を始めてから、完成・入居までに1年前後かかるのが一般的です。

デザインや設備などを自由に決められるとはいえ、その一つひとつを決めていく作業にも時間がかかります。

「建築費用が高くなりやすい」のも、注文住宅のデメリットです。

完成までに時間がかかれば、相応の人件費もかかります。

こだわりの設備の調達や運搬、施工する際にも人手がかかるため、建売住宅と比べると建築コストが高くなりやすいのです。

また、注文住宅は完成する前に施工会社と契約しなければならず、デザインや使い勝手などが「完成した家がイメージと違う」ケースもあります。

これを防ぐには、イメージに近い家を建てている施工会社を選び、綿密に打ち合わせを行うことがポイントです。

建売住宅のメリット・デメリット

建売住宅とは、不動産会社や施工会社などが設計・デザインした建物と土地を一緒に販売している分譲住宅のことです。

建売住宅のメリットとデメリットについて説明します。

建売住宅のメリット

建売住宅は、「住み心地などを確認した上で選べる」ことが、メリットの一つです。

すでに完成している物件であれば、外観デザインはもちろん、設備の使い勝手や生活動線、日当たりや風通しといった室内環境などを確認してから購入の判断ができるため、住み始めてからのイメージがしやすいでしょう。

また、完成物件ならすぐに引っ越せるため「先の予定が立てやすい」ことも建売住宅のメリットです。

子どもが入学するタイミングで引っ越したいというケースでも安心でしょう。

このほか、「住宅ローンの計画が立てやすい」こともメリットでしょう。

詳しくは、「注文住宅と建売住宅の費用内訳」の項目で解説します。

建売住宅のデメリット

建売住宅のデメリットの一つが、「自由に設計できない」ことが挙げられます。

間取りやデザイン、設備などのプランは、基本的には不動産会社や施工会社などの販売会社がすべて決めるため、購入者の要望が反映されることは、原則ありません。

また、デザインや間取り、設備などの同じ物件が並んでいるケースが多く、「オリジナリティに乏しい」こともデメリット。

一部の販売会社には、オプションでオリジナリティを演出できる家もありますが、変更できる部分は限られますし、できたとしても追加費用が必要です。

「建築途中の過程を見られない」ことも、建売住宅のデメリットです。

完成物件の場合、基礎や構造など家の内部を確認できませんから、「自分の目でチェックしてから家を選びたい」という方には、不安が残るかもしれません。

注文住宅と建売住宅の費用内訳

注文住宅と建売住宅の違いを、費用の観点から見ていきましょう。

注文住宅は、土地探しから始める方は「土地代」が必要ですし、家づくりに関しても「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」など、さまざまな費用項目があります。

本体工事費は、基礎工事や外装工事など家を建てるのに必要な費用です。

付帯工事費は、庭や塀などの外構工事や地盤調査費、空調設置などの設備工事費が含まれます。

このほか、諸費用として、登記費用や住宅ローン手数料、火災保険料、不動産取得税などもかかります。

一方で建売住宅は、土地と建物がセットになった「本体価格」と「諸費用」だけになります。

本体価格には、付帯工事費も含まれます。また、諸費用は注文住宅と同じ項目です。

注文住宅は住宅ローンが複雑になる

住宅ローンを利用する場合にも、注文住宅と建売住宅では違いがあります。

一般的に住宅ローンは、完成した家を引き渡すときに融資が実行されます。

建売住宅であれば、引渡し時に実行してもらい、後は返済していくだけなので問題はありません。

しかし注文住宅の場合は、土地探しから始める方は土地代を払わなければなりませんし、建物の工事費は着工金や中間金など複数にわけて支払うのが通例です。

つまり、注文住宅はローン実行前に多額の資金を準備しなければならないのです。

自己資金で賄えなければ、「つなぎ融資」など別のローン商品を契約して資金を確保する必要があります。

なお、つなぎ融資は住宅ローンより金利が高いこと、金融機関によっては融資実行の回数やタイミングが決まっていることなど、利用時の注意点がありますから、事前に金融機関へ確認することが大切です。

注文住宅と建売住宅の入居までにかかる期間

入居するまでにかかる期間も、注文住宅と建売住宅とでは大きく異なります。

入居までに時間がかかるのは、注文住宅の方です。

注文住宅は、施工会社を探して一緒に設計プランを計画していく必要があります。

土地を持っていない方は、土地探しも同時に進めなければなりません。

設計プランが確定すれば着工となり、完成したらようやく引渡しです。ここまでの期間は、1年前後かかるのが一般的です。

こだわりの強い方であれば、プランを固めるまでに時間を要すことがありますし、工事が始まってからも何らかの理由で予定通りに進まないケースがあります。

このため、入居時期が決まっている人は余裕をもってスケジュールを立てることが大切です。

これに対して建売住宅は、すでに完成している物件であれば1ヵ月程度で引渡しになることもあります。

もちろん、物件探しに時間を要す方もいらっしゃいますが、注文住宅と比べれば先の予定が立てやすく、入居時期が決まっている方に向いているといえます。

注文住宅と建売住宅に関するよくある質問

Q.費用はどちらが安い?

一般的には、建売住宅の方が安い傾向があります。

建売住宅は、建材や設備などをまとめて購入することで資材調達コストを抑えたり、複数の物件を同時進行で建てることにより工期短縮や人件費の削減を実現したりと、さまざまな工夫をしながら良質の家をリーズナブルな価格で提供しています。

施主のこだわりにあわせて一棟ずつ建てる注文住宅だと、こうしたコストカットがしにくく、費用が高くなりがちです。

ただし、注文住宅はコストにこだわって建てることもできますから、場合によっては建売住宅より安く建てることも可能です。

Q.建築中の建売住宅なら仕様変更は可能?

建築中の家であっても、基本的には変更できません。

工事が始まる前にプランを確定し、建築確認申請や審査を済ませて着工されるため、建築中でも変更できないのです。

ただ、造作家具の設置や設備変更など、ちょっとした変更であれば応じてくれる施工会社もあります。

その場合、変更にかかる工事費用が追加される点には注意が必要です。

Q.将来リフォームしやすいのはどっち?

注文住宅なら、家族構成やライフスタイルの変化に対応できるよう、リフォームのしやすい家づくりをすることが可能です。

家族が増えたときに備えて間仕切りのしやすい構造にしたり、子どもが独立したら仕切りを外して広々とした空間を設けたりと、将来の増改築を想定したうえで設計することにより、リフォーム費用を抑えることにもつながります。

建売住宅でも、将来のリフォームまで考えて住まいを探せば、希望通りに改築することは可能です。

ただ、リフォームしやすい工法や構造の物件を探すことが、大前提になります。

まとめ

注文住宅にも建売住宅にも、それぞれメリット・デメリットがあるため、どちらが良いとは一概にいえません。

大切なのは、自分に適しているのがどちらかを把握した上で、マイホームの計画を進めることです。

自分や家族のこだわりやライフスタイルを改めて整理し、条件にマッチする住まいのかたちを話し合った上で、建売住宅を買うか、注文住宅を建てるかを決めましょう。

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