当たり前の日常が存分に楽しめる家2018.6.1 / Column

注文住宅の可能性は無限だ。部屋の間取り、キッチンの形状、リビングの壁紙…そしてドアノブ一本まで。どんなものだって自分好みにできる。

だからといって、それをプレッシャーに感じる必要はない。家に住むということをもっとシンプルに考えれば、それは「日常を楽しむ」ことにほかならない。そのために、自分の家はどうあるべきか。そんな当たり前のことをしっかりと考えて完成したのが、この住宅だ。

シックな外観とは裏腹に、ナチュラルな室内

本当に単純な話だけれど、住宅のデザインは大きく分けて2つだ。ひとつは外観と内観でデザインを統一するパターン、もうひとつはそれぞれスタイルを変えるパターンだ。

もちろん、「どちらの方がベターか」とか、そんな話じゃない。ただ、住み手が「どうしたいか」というだけ。

この家は、ブラックトーンの重厚感ある外観が特徴で、モダンな雰囲気を漂わせているけれど、中に入るとテイストは一変。ナチュラルで柔らかい表情を見せてくれる。いずれもシンプルで過度に飾りすぎず、落ち着いた気持ちで過ごすことができる。

光溢れる和室は家族がくつろげる場所

「最近は和室を取り入れない住宅もいっぱいある」なんてよく聞く話。確かに畳の上にはモノを置きにくいし、使い勝手という面ではフローリング張りの洋室には劣るかもしれない。

でも、そんなデメリットを補って余りある魅力が、畳にはある。

外出する予定のない日曜日の昼間に和室を見れば、そんな魅力にきっと気づく。ただ、そこに横になるだけで幸せなのだ。

収納力抜群のワークスペース

片付けの基本は「捨てることにある」。確かに、それはまぎれもない事実。ただし、捨てようと思っても捨てられないものだってある。仕事関係の書類や書籍たちだ。これらをキープしておくためには、ある程度のスペースが必要となる。

それなら、棚を備え付けておけば解決だ。壁を上手に使えば、小物から大きなファイルまで、散らかることなくレイアウトできる。

お手洗いには遊び心を!

インテリアメーカーのショールームに行けばわかることだけれど、この世の中には想像を超える種類の「壁紙」がある。

シンプルなものから意匠が凝らされたものまでさまざまで、特徴的なデザインのものは使いたくなるけれど、「主張が強すぎてどこに貼ればいいのかわからない」状態になることもしばしば。

そんな時におすすめの場所。ずばり、お手洗いだ。コンパクトなスペースなので、失敗しても大きな痛手にならず、貼り直せばOK。もちろんマッチすれば、写真のように素敵になる。

壁紙で冒険するならお手洗いから、だ。