空と太陽を楽しむ家2019.5.16 / Column

住宅づくりにおいて、家そのものにオーナーの個性を反映させるのか、それともインテリアや小物使いで個性を主張していくかは好みが分かれるところだ。もちろん、どちらを選ぶかは施主次第となるわけだが、人生の中で最大の買い物である住宅購入にあたっては「自分の個性を前面に出していきたい」と考える人は少なくない。

今回紹介するのは、まさにそんな考え方から生まれた一棟。足しげく海に通うサーファーなら、特に参考になるはずだ。

ウエストコーストのような色使いが魅力の外観

ウエストコーストのような色使いが魅力の外観

独特な色使いの外観は、アメリカ西海岸に立ち並ぶ、おおらかで開放的な家々を彷彿とさせる。なるほど、オーナーの趣味はサーフィンであり、そのホットエリアであるウエストコースト・スタイルは、まさにそれを色濃く反映させたものとなっている。

完成してからそれほど時間は経っていないが、昔からずっとそこにあるような印象は、エントランスの古材感によるところが大きい。言うまでもないが、使われている機能や設備等は最新鋭のものだ。

内装は自然を感じさせるウッディなスタイル

内装は自然を感じさせるウッディなスタイル01
内装は自然を感じさせるウッディなスタイル02

自然を愛するサーファーズハウスといえば、やはり内装には温もりのあるウッディな素材を選ぶのがスタンダード。
フローリング、キッチンパネル、キャビネットとそれぞれ異なる木材を使っているが、全体のトーンが統一されているので違和感はない。

そして、ダイニング・キッチンからつながるリビングには、たっぷりとした開口部の掃き出し窓が。これらはすべて2階にあるため、空と太陽がしっかりと感じられる。
LDKはスペースにも余裕があるので、子どもが小さいうちは遊び場としても活躍してくれそうだ。

併設されたサロンがしっかりと個性を主張

併設されたサロンがしっかりと個性を主張

この家のオーナーの本業は美容師。そのため、家の中にはサロンも併設している。
ここにもヴィンテージ感のある素材が随所に使われていて、訪れた方がリラックスしながらヘアメイクを受けられるよう工夫されている。

シューズクロークにもひと工夫

シューズクロークにもひと工夫

サーファーのマストアイテムといえばスケートボード。波のない日はストリートを、またはパークを流して楽しむ。しかしながら、サーフにしてもスケートにしても、ボードの置き場所は悩みどころだ。

この家では、シューズクロークを広くとって、そんな悩みを解消。センスの良いデッキのスケートボードは、インテリアとしても役立ってくれる。本来の役割であるシューズの収納力もたっぷりなので、今後、子供の靴が増えていったとしてもまったく問題ない。