表情豊かなマジカルハウス2019.5.23 / Column

気分によって毎日着る服を選ぶように、家も季節や気分に合わせてスタイルを変えて楽しむことはできる。ただし、それにはステレオタイプなジャンルに合わせた家づくりではなく、さまざまなインテリアと調和がとれるよう、あらかじめ想定して作り込みをしておく必要がある。

今回は、どんなスタイルにも合わせやすく、インテリアによって表情を変えられる変幻自在の家を紹介する。

つい引き寄せられるエントランス

つい引き寄せられるエントランス

閑静な住宅街にあって、周囲の家々と調和しつつも、さりげなく個性をアピールしているところに、外観の質の高さが見て取れる。
曲線をできるだけ使わずに、ストレートなラインで描かれたバランスの良いプロポーション。その中に、ついつい引き寄せられていくようなタイル張りのエントランスが配されている。

無機質なスタイリングの中で、ここだけが有機的なものとなって、室内にある人の温かみを感じさせているのだ。

木とファブリックの優しい素材感がリビングを包む

木とファブリックの優しい素材感がリビングを包む

リビングに入るとすぐに目に入るのが大きな掃き出し窓。たくさんの光を取り込めるのはもちろん、朝昼は気持ちを開放的にさせてくれる。
フローリングには木目のはっきりした明るめの素材を採用。写真では北欧テイストのファブリック系インテリアで統一されているが、壁もシンプルな白となっているので、ナチュラルモダンやカフェスタイルなどのインテリアを取り入れても違和感はない。

季節や気分に合わせて、積極的に模様替えをしていきたいと考えている方には参考になる素材選びだ。

思いっきり遊べる収納

思いっきり遊べる収納

もちろん、スタイリングだけでなく機能面にもこだわりがある。たとえば、この収納スペース。
一面の壁収納は容量たっぷりで、大きなモノでも問題なく飲み込む。一方、ざっくりと小物を置けば「見せる収納」として活用可能だ。写真ではギターが置かれているが、サーフボードでもスノーボードでも、好きなものを置けばいい。

反対側の壁にはベンチが備え付けられていて、趣味スペースとしての実用性もある。

光溢れる個室が爽やかな目覚めを約束

光溢れる個室が爽やかな目覚めを約束

続いて、個室を見てみよう。ベランダに繋がる奥の窓に加えて、手前には腰高窓をレイアウト。朝にはたっぷりと光が差し込んできて、爽やかな目覚めを約束してくれる。

広さにも余裕があるため、夫婦の寝室として大きめのベッドを置いてもよし、子供の部屋としてたくさんのおもちゃをまとめるもよし。居心地と使い勝手を両立させたスペースだ。