視線が抜ける家

視線が抜ける家

2019年竣工

  • 家族構成ご夫婦+お子様
  • 敷地面積125.24㎡
  • 建物面積112.28㎡
  • 構造・規模木造2階建 2LDK

設計/木村浩一(フォルム・木村浩一建築研究所)
郊外の幹線道路から入った区画分譲地内に位置し、間口が狭く奥行のある細長い敷地に計画されたこの住宅は、雑然とした街並みに凛とした存在感を放つ、デザイン性と居心地を両立した住宅を目指しました。
外部はプロポーション、窓の配置、素材を慎重に検討したボリュームで構成され、均質になり過ぎないファサードを創り出しています。
周囲は建物が近接していますが、北側の道路面では近景の山の尾根を望むことができる環境を最大限に活かすため、道路面に天井高のあるリビングを配置し、周囲の風景を切り取る大きな開口部を設けました。内部に取り込んだ自然の風景と光によって室内の表情が刻々と変化し、視線の抜けと広がりが生まれます。
敷地の持っている可能性や特性を検討し、建築家しか持ち得ない感覚を加味することで、印象的な外観の建物の中に心地よい空間が生み出されました。